カナダ的恋愛のかけ引き~電話編

0 comments

癒しの地 Nelson に住む

ではカナダ的恋のレシピとは何であろう?トロント・ダウンタウンで10代後半~20代を過ごしたトロントニアン(♂)に話を聞いてみた。

 

「まず友達の紹介や、ポットラック、バーで飲みに行った時に知り合いになったとする。会話が弾んで、別れ間際に電話番号を交換したとするだろ。その後、3日間は連絡をしちゃいけない。」

 

と彼は言う。

その時間は待つためのものだそうだ。待てない男性は要・注意。もしかしたら私が好きなのではなく、どうしようもなく彼女が欲しい人なのかもしれないと、女性側に警戒感を抱かせる可能性があるというのがその理由。

 

「で、3日目の、そうだな~普通だったら仕事が終わって、ちょっと彼女がゆっくりしているだろう午後7時頃に電話をかけるんだ。勿論、彼女が夜に働いてるとか既に分かっている場合は別だよ。そして Hi, how are you? It’s (自分の名前). We met on the other day, do you remember? って言うんだ。」

 

英語で yesterday は昨日。 the day before yesterdayは一昨日。 on the other dayは通常一週間ぐらい前を指すそうだが、厳密には3日目から使える。その on the other dayを使えるようになった最初の日に彼が電話をかけてきたら、その意味は彼女にとっても好意を持っているというサインなのだ。

 

 

そんなサインを受け取った彼女。女性側のサインの返しかたは次の3つ。

 

① Who? Where did we meet? (誰?どこで会ったっけ?) 

これは彼女の方が、彼を覚えていない、あるいは覚えていないフリをしているということ。貴方のことなんか忘れたわ、用はないのよというサイン。男性はそそくさと会話をまとめて電話を切るのが礼儀だ。食い下がるようなら、用心する必要があるかもしれない。

 

② Oh, hi. How are you? (あ、こんにちは。元気?) 

これは可もなく不可もなくといった彼女の心を表すサイン。彼女は彼を覚えていたが、特別興味があるわけではないということ。ここから先に進むには、男性側がよりエネルギーを注いで「彼女を誘う」ような形になり、その中で彼女の反応がどう変わるかを探っていくことになる。

 

③ Hi, (相手の名前). How’s going? Did you find what you wanted? (○○さん。元気?探し物は見つかった?) 

最後の文は、別に探しものでなくたっていい。仕事のことでも、趣味のことでも、要するに前回会った時に話した内容に繋がる話題を持ち出すのがキーポイントだ。これは彼女の方も、彼との会話を楽しんで、それからも彼のことを考えていた、彼がとても気になっているのというサインである。こうなると相互作用でエネルギーは倍増、話はトントンと進んでいくに違いないと、彼も彼女も電話口で期待に胸を膨らませる。恋愛ゲームのスタートだ。

 

「でもね、この恋のレシピに沿って恋愛を進めるかどうかを一番最初に決めるんだよ。例えば国際恋愛だったとするだろ。そうするとこのレシピが相手に当てはまるかどうか、分からないじゃないか。相手をいいなと思った瞬間からレシピを使うか、それともユニークな方法でいくかを会話の中で探るんだ。」

 

と、トロントニアンは言っていた。

 

異国での素敵な恋を探すなでしこ。このレシピを使うかは相手、そして自分次第だが、知っておいて損はないだろう。

 

 

<文 : Yufuko Mochizuki   /    個人ブログ  柚子屋 弐番館 >

0 comments… add one

Leave a Comment